【買い】キリンホールディングス(2503)単位的には底打ちか=フェアトレード西村剛

■注目銘柄：【買い】キリンホールディングス(2503)

■注目理由
11月7日に第3四半期決算を発表。昨年度に事業売却などがあった影響で減益となっているが、主力製品の販売が好調で天候不順などで市場環境が厳しい中で増収を達成。また、同日に6000万株を上限とする自社株買いを発表。これを受け同社株は窓を開けて上昇し、11月12日には高値2589円をつけた。

■テクニカル分析
11月12日の高値更新後は調整が続いていたが、25日移動平均線近辺で反発。再度上昇局面に入っており、もうしばらく買いで注目したい。

■事業概要
ビール大手。時価総額約2兆3000億円。PER約39倍 PBR約3倍

■足もとの業績
直近発表の2019年12月期第3四半期決算では、売上収益1兆4378億35百万円(前年同期比+1.2%)、営業利益610億59百万円(同-61.9%)、純利益262億98百万円(同-79.6%)となっている。

■システムトレード分析
システムトレードの検証では、同社株の12月3週の勝率が78.6%（11勝3敗）となっており、12月3週は株価が上がりやすい傾向が見られる。12月3週の投資銘柄として注目しておきたい。