大塚HDは年初来高値更新、グループ会社のDMD治療薬開発がCiCLE事業に採択

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/12/10 13:13
大塚HDは年初来高値更新、グループ会社のDMD治療薬開発がCiCLE事業に採択  大塚ホールディングス<4578.T>が4日続伸し、年初来高値を更新した。グループの大鵬薬品工業は9日、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)治療薬「TAS-205」の開発が、日本医療研究開発機構(AMED)の「医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)」に採択されたことを明らかにした。

 CiCLEは、産学官の連携により医療現場ニーズに的確に対応する研究開発の実施や創薬などの実用化の加速化などが抜本的に革新される基盤(人材を含む)の形成、医療研究開発分野でのオープンイノベーション・ベンチャー育成が強力に促進される環境の創出を推進することを目的とするAMEDの事業。「TAS-205」は、DMD患者の筋肉で炎症反応を亢進させている造血器型プロスタグランジンD合成酵素(HPGDS)を阻害することでDMD患者の運動機能の低下を抑制するDMD治療薬として開発中で、現在前期第2相臨床試験を終了している。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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