セールスフォースが反落 11-1月期の利益見通しが予想下回る=米国株個別

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/12/05 00:01
 セールスフォースが反落。8-10月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回ったものの、11-1月期の1株利益の見通しが予想を下回ったほか、2-4月期の売上高見通しが軟調なことが嫌気されている模様。買収したデータ分析大手のタブローと、世界展開の拡大に伴うコスト増が示された格好。

 同社はタブローについて、「昨年に11.5億ドルの収益を挙げていた」と説明。また、「マイクロソフトやアマゾンなどの主要なクラウドベンダーとの提携を構築し、同社のサービスをよりユビキタスにして行く」とも述べていた。

(8-10月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.75ドル(予想:0.66ドル)
・売上高:45.1億ドル(予想:44.5億ドル)
  サブスクリプション&サポート:42.4億ドル(予想:41.5億ドル)

(11-1月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.54~0.55ドル(予想:0.62ドル)
・売上高:47.4~47.5億ドル(予想:47.3億ドル)

(通期見通し)
・1株利益(調整後):2.89~2.90ドル(従来:2.82~2.84ドル)(予想:2.86ドル)
・売上高:169.9~170億ドル(従来上限:169.9~170億ドル)(予想:169.3億ドル)

(2-4月・第1四半期見通し)
・売上高:48~48.3億ドル(予想:48.3億ドル)

(2021年度通期)
・売上高:208~209億ドル(従来上限:208~209億ドル)

(NY時間09:50)
セールスフォース 156.53(-5.04 -3.12%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)