【売り】キヤノン(7751)上値が重いか=フェアトレード西村剛

著者:西村剛
投稿:2019/12/03 19:37

■注目銘柄:【売り】キヤノン(7751)

■注目理由
10月28日に決算を発表。デジカメ市場の需要減少が進んでいることや、プリンターの世界景気の減速から販売が厳しくなっており、今期業績予想を下方修正している。これを受け同社株は窓を開けて急落しており、上値が重い様子が伺える。11月は前月比プラスだったものの、反落の可能性に気をつけたい

■テクニカル分析
11月29日は前日比-0.2%の3030円で引けた。11月は前月比+2.3%だった。依然として200日線を割れており、上値が重い状況が続くと考えられる。短期的には値上がりしているが、戻り売りに押される可能性に注意が必要だろう。

■事業概要
カメラ、事務機器大手。時価総額約4兆1000億円。PER約23倍 PBR約1倍

■足もとの業績
直近発表の2019年12月期第3四半期決算では、売上高2兆6398億30百万円(前年同期比-8.8%)、営業利益1219億98百万円(同-49.9%)、純利益923億49百万円(同-49%)となっている。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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