続伸、米中通商協議の前進を期待=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/11/27 05:57
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=58.41(+0.40 +0.69%)
  
 ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.40~0.41ドル高。その他の限月は0.02~0.44ドル高。
 
 米中通商協議の期待感が相場を押し上げた。トランプ米大統領は中国の習近平国家主席と対話しており、合意を目指して取り組みを続けていると語った。中国国営の新華社通信は、知的財産権の保護や強制的な技術移転の禁止など根本的な問題について米中両国が解決することで意見が一致したと報じた。ただ、トランプ米大統領の発言や新華社通信の報道に、通商協議の進展を示す具体的な内容はなく、上値はあまり伸びなかった。

 時間外取引で1月限は売り買いが交錯したものの、通常取引序盤に向けて強含み、58.56ドルまで上げた。その後は上値が重く、前日終値を挟んだ上下となったが、引けにかけては買いが優勢となった。

MINKABU PRESS

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