英PMIが弱くポンド下落 10-12月期はマイナス成長か=NY為替
きょうのポンドは売りが目立っており、ポンドドルは1.28ドル台前半まで下落。きょうの下げで21日線を完全に下回って来ており、来週以降の動きが警戒される。この日発表の11月の英PMIが弱い内容となったことで先行き不透明感が強まっている模様。総合PMIは48.3と2016年7月以来の低水準に低下した。
発表元のIHSマークイットによると、EU離脱を巡る不透明感が影響したとしており、12月12日の総選挙が決まったことも先行き不透感を強めたという。同社によると、今回のPMIは10-12月期の英GDPが前期比マイナス0.2%になることを示唆しているとし、市場では利下げ期待が高まっているようだ。
ただ、政治情勢に関しては安心感が広がっている。世論調査では与党・保守党の優勢が続いており、過半数を獲得する可能性も出ている。この流れを受けオプション市場ではポンドのプットオプション(売る権利)の売買が、総選挙を表明した10月の前の水準よりも低調になっている。
英EU離脱の長期的影響については懸念も根強いものの、短期的な警戒感は後退している模様。
GBP/USD 1.2827 GBP/JPY 139.36 EUR/GBP 0.8599
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
発表元のIHSマークイットによると、EU離脱を巡る不透明感が影響したとしており、12月12日の総選挙が決まったことも先行き不透感を強めたという。同社によると、今回のPMIは10-12月期の英GDPが前期比マイナス0.2%になることを示唆しているとし、市場では利下げ期待が高まっているようだ。
ただ、政治情勢に関しては安心感が広がっている。世論調査では与党・保守党の優勢が続いており、過半数を獲得する可能性も出ている。この流れを受けオプション市場ではポンドのプットオプション(売る権利)の売買が、総選挙を表明した10月の前の水準よりも低調になっている。
英EU離脱の長期的影響については懸念も根強いものの、短期的な警戒感は後退している模様。
GBP/USD 1.2827 GBP/JPY 139.36 EUR/GBP 0.8599
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
最新人気記事
-
来週の株式相場に向けて=5月「FOMC」経てハイテク株上昇はあるか 04/26 17:23
-
「地方銀行」が11位にランク、34年ぶり円安圏で日銀金融政策に関心... 04/26 12:20
-
「全固体電池」が18位にランク、IEAが世界EV販売予測公表で関心... 04/25 12:20
-
東京株式(大引け)=306円高と反発、日銀の「現状維持」受け買い膨らむ 04/26 15:37
-
明日の株式相場に向けて=半導体関連が満を持して逆襲高へ 04/24 17:00
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 20:32
-
今日 20:30
-
今日 20:10
-
今日 19:32