サントリＢＦ、今期税引き前を2％上方修正

　サントリー食品インターナショナル <2587> が11月5日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結税引き前利益は前年同期比4.0％減の893億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の1080億円→1100億円(前期は1118億円)に1.9％上方修正し、減益率が3.4％減→1.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結税引き前利益も従来予想の580億円→600億円(前年同期は560億円)に3.4％増額し、増益率が3.5％増→7.1％増に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結税引き前利益は前年同期比5.5％増の393億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の10.6％→11.3％に上昇した。

株探ニュース