因幡電産、上期経常は21%増益で着地、株式分割に伴い配当予想を修正

配信元:株探
投稿:2019/10/31 11:30
 因幡電機産業 <9934> が10月31日昼(11:30)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比21.2%増の90.6億円に伸び、通期計画の153億円に対する進捗率は59.2%に達し、5年平均の48.9%も上回った。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比10.9%減の62.3億円に減る計算になる。

 同時に、11月30日割当の1→2の株式分割に伴い、今期の年間配当を従来計画の200円→150円(前期は140円)に修正したが、実質配当は変わらない。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比11.9%増の49.5億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の6.3%→6.4%とほぼ横ばいだった。

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