東京計器が大幅続伸、製品ミックス変化など寄与し上期業績は計画上振れ

　東京計器<7721.T>が大幅続伸している。２８日の取引終了後、集計中の第２四半期累計（４～９月）連結業績について、売上高が２０５億円から２０６億円（前年同期比３．１％減）へ、営業損益が５億７０００万円の赤字から１０００万円の赤字（前年同期２億９００万円の黒字）へ、最終損益が３億１０００万円の赤字から５０００万円の黒字（前年同期比８３．５％減）へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。

　防衛・通信機器事業及び船舶港湾機器事業で前期からのずれ込みや第３四半期以降の案件の前倒しがあったことが牽引。また、製品ミックスの変化により原価率が好転したことに加えて、販管費の削減や第３四半期以降への繰り延べなども寄与したという。

出所：MINKABU PRESS