日東富士、今期経常を一転1％増益に上方修正・最高益更新へ

　日東富士製粉 <2003> が10月28日後場(13:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の38億円→45億円(前期は44.6億円)に18.4％上方修正し、一転して0.8％増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の17億円→23億円(前年同期は18.2億円)に35.3％上方修正し、一転して25.8％増益を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当第2四半期連結累計期間の連結業績は、売上高は概ね予想通りに推移致しました。損益面では、全社一丸となり効率化を進めコスト削減に努めたことに加え、副製品であるふすま価格が堅調に推移したこと等により、当初の計画を上回る見込みとなりました。また、通期業績予想につきましても、第2四半期(累計)連結業績予想を踏まえて修正致します。尚、本年10月に外国産小麦の政府売渡価格が平均8.7％引き下げられたことに伴い、当社においても来年1月10日納品分より小麦粉製品の価格改定を行います。(注)上記の業績予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因により大きく異なる可能性があります。