ACDとQFpay Japan、QR決済や暗号資産決済の導入で提携 【フィスコ・ビットコインニュース】

配信元:フィスコ
投稿:2019/10/17 09:18
ANAHD<9202>が出資するACDは12日、QR決済および暗号資産(仮想通貨)決済の分野を含む、多岐にわたる事業領域において、AlpayやWeChatPayのグローバルパートナーであるQFpay Japanと戦略的提携を行う基本合意を行ったと発表した。

今回提携する分野としては、「QR決済プラットフォーム連携」、「クリプト決済プラットフォーム連携」、「alchemy社とのクリプト決済連携開発」、「グローバルウォレットマーケティングの連携」、「インバウンドコンテンツデータの相互利用」、「将来的なグループ間の資本提携」の6つを挙げている。

QFpayは2012年に中国で設立された企業で、世界最大手の投資ファンドSEQUOIAなどが出資している。現在は13カ国、約40のウォレットを連結する世界ナンバーワンレベルの決済システム網を誇る北京に本拠地を置く、QRコード決済のグローバル決済ゲートウェイのグループ企業である。

今回の基本合意により、ACDはQFpay決済プラットフォームとの連携を行い、ACDの自社サービスである越境ECプラットフォームや提携店舗への導入を開始するとしている。また、QFpay決済のプラットフォームは、日本を含む世界中のオンライン・オフライン店舗に世界中の決済サービスを提供することが可能になると伝えている。

仮想通貨の分野では、ACDはQFpayグループのクリプト決済プラットフォームを提供するAlchemy社と連携し、ACDコインを開発するという。今年度内の利用開始を予定しているとしており、この開発連携が完了することで、既にQFpayグループが導入を完了している約320万を超える世界各国の加盟店でACDコインを利用することができるようになるようだ。

さらに今後、両社は専用のウォレットアプリ、POS等から派生し共有されるマーケティングデータの分析サービスの提供、各国ウォレット会員向けの広告の展開など、導入加盟店の業績向上に向けたソリューションを、決済サービスと併せて新しく提供していく予定としている。


<HH>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
3,060.0
(04/26)
+28.0
(+0.92%)