■NY株式:NYダウ22ドル安、米経済の鈍化懸念を嫌気
米国株式相場は下落。ダウ平均は22.82ドル安の27001.98、ナスダックは24.52ポイント安の8124.18で取引を終了した。9月小売売上高が予想外の減少となり、売りが先行。一部の主要企業決算が好感され、下げ幅を縮小したものの、地区連銀経済報告(ベージュブック)では、複数の企業が経済成長見通しを下方修正したことが示されたほか、米中協議の先行き不透明感も根強く軟調推移となった。セクター別では、エネルギーや半導体・半導体製造装置が上昇する一方で自動車・自動車部品や耐久消費財・アパレルが下落した。
クラウドアプリケーションを手掛けるワークデイ(WDAY)は、一部アナリストによる目標株価引き下げにより大幅下落。グラフィックソフトのアドビ・システムズ(ADBE)は、シティ・グループによる投資判断引き下げを受け軟調推移。一方で、航空大手のユナイテッド・コンチネンタル(UAL)は、通期見通しを引き上げ上昇。大手行のバンクオブアメリカ(BAC)は、決算内容が予想を上振れ、堅調推移となった。
医薬品のジョンソン&ジョンソン(JNJ)や医薬品卸売りのマケッソン(MCK)、カーディナル・ヘルス(CAH)、アメリソースバーゲン(ABC)などは、オピオイド系鎮痛剤の販売を巡る全ての訴訟を決着させるため、計200億ドル超の和解を提案したことが明らかとなり、各社とも上昇。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル弱含み、米9月小売売上高は予想外の減少
16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円57銭まで下落後、108円85銭まで反発し、108円76銭で引けた。この日発表された米国の9月小売売上高は予想外の前月比−0.3%に落ち込んだほか、米中貿易部分合意への懐疑的見方は存続し、米債利回りの低下に伴うドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1023ドルから1.1086ドルまで上昇し、1.1074ドルで引けた。離脱を巡り英国と欧州連合(EU)の合意期待が根強く、ユーロ買いは継続。ユーロ・円は、119円86銭から120円47銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.2733ドルから1.2877ドルまで上昇した。英議会との調整が難航する中、離脱巡る英国と欧州連合(EU)の根強い合意期待にポンド買いが継続。ドル・スイスは、0.9978フランから0.9946フランまで下落した。
■NY原油:反発、OPEC主導の協調減産継続への期待残る
16日のNY原油先物11月限は反発(NYMEX原油11月限終値:53.36 ↑0.55)。石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産継続への期待で買いが優勢となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は前日比+0.55ドルの1バレル=53.36ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは52.51ドル−53.74ドル。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 30.17ドル +0.44ドル(+1.48%)
モルガン・スタンレー(MS) 42.79ドル +0.26ドル(+0.61%)
ゴールドマン・サックス(GS)207.42ドル +0.96ドル(+0.46%)
インテル(INTC) 52.45ドル -0.21ドル(-0.39%)
アップル(AAPL) 234.37ドル -0.95ドル(-0.40%)
アルファベット(GOOG) 1243.64ドル +0.63ドル(+0.05%)
フェイスブック(FB) 189.55ドル +0.66ドル(+0.35%)
キャタピラー(CAT) 130.19ドル -0.84ドル(-0.64%)
アルコア(AA) 19.16ドル -0.30ドル(-1.54%)
ウォルマート(WMT) 119.42ドル -0.11ドル(-0.09%)
スプリント(S) 6.44ドル -0.04ドル(-0.62%)
<SF>
米国株式相場は下落。ダウ平均は22.82ドル安の27001.98、ナスダックは24.52ポイント安の8124.18で取引を終了した。9月小売売上高が予想外の減少となり、売りが先行。一部の主要企業決算が好感され、下げ幅を縮小したものの、地区連銀経済報告(ベージュブック)では、複数の企業が経済成長見通しを下方修正したことが示されたほか、米中協議の先行き不透明感も根強く軟調推移となった。セクター別では、エネルギーや半導体・半導体製造装置が上昇する一方で自動車・自動車部品や耐久消費財・アパレルが下落した。
クラウドアプリケーションを手掛けるワークデイ(WDAY)は、一部アナリストによる目標株価引き下げにより大幅下落。グラフィックソフトのアドビ・システムズ(ADBE)は、シティ・グループによる投資判断引き下げを受け軟調推移。一方で、航空大手のユナイテッド・コンチネンタル(UAL)は、通期見通しを引き上げ上昇。大手行のバンクオブアメリカ(BAC)は、決算内容が予想を上振れ、堅調推移となった。
医薬品のジョンソン&ジョンソン(JNJ)や医薬品卸売りのマケッソン(MCK)、カーディナル・ヘルス(CAH)、アメリソースバーゲン(ABC)などは、オピオイド系鎮痛剤の販売を巡る全ての訴訟を決着させるため、計200億ドル超の和解を提案したことが明らかとなり、各社とも上昇。
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■NY為替:ドル弱含み、米9月小売売上高は予想外の減少
16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円57銭まで下落後、108円85銭まで反発し、108円76銭で引けた。この日発表された米国の9月小売売上高は予想外の前月比−0.3%に落ち込んだほか、米中貿易部分合意への懐疑的見方は存続し、米債利回りの低下に伴うドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1023ドルから1.1086ドルまで上昇し、1.1074ドルで引けた。離脱を巡り英国と欧州連合(EU)の合意期待が根強く、ユーロ買いは継続。ユーロ・円は、119円86銭から120円47銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.2733ドルから1.2877ドルまで上昇した。英議会との調整が難航する中、離脱巡る英国と欧州連合(EU)の根強い合意期待にポンド買いが継続。ドル・スイスは、0.9978フランから0.9946フランまで下落した。
■NY原油:反発、OPEC主導の協調減産継続への期待残る
16日のNY原油先物11月限は反発(NYMEX原油11月限終値:53.36 ↑0.55)。石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産継続への期待で買いが優勢となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は前日比+0.55ドルの1バレル=53.36ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは52.51ドル−53.74ドル。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 30.17ドル +0.44ドル(+1.48%)
モルガン・スタンレー(MS) 42.79ドル +0.26ドル(+0.61%)
ゴールドマン・サックス(GS)207.42ドル +0.96ドル(+0.46%)
インテル(INTC) 52.45ドル -0.21ドル(-0.39%)
アップル(AAPL) 234.37ドル -0.95ドル(-0.40%)
アルファベット(GOOG) 1243.64ドル +0.63ドル(+0.05%)
フェイスブック(FB) 189.55ドル +0.66ドル(+0.35%)
キャタピラー(CAT) 130.19ドル -0.84ドル(-0.64%)
アルコア(AA) 19.16ドル -0.30ドル(-1.54%)
ウォルマート(WMT) 119.42ドル -0.11ドル(-0.09%)
スプリント(S) 6.44ドル -0.04ドル(-0.62%)
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