20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円03銭から107円53銭まで下落して107円56銭で引けた。予定されていた中国派遣団のモンタナ農場への視察が中止されたとの報道を受けて、米中貿易協議の進展期待が後退。リスク回避のドル売り・円買いが加速した。
ユーロ・ドルは、1.1034ドルから1.0996ドルまで下落して1.1020ドルで引けた。ドイツのメルケル首相が財政均衡を貫き、景気を支援する財政刺激策実施には前向きではないことが明らかになるとユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は、119円13銭から118円46銭まで下落。
ポンド・ドルは、1.2460ドルから1.2512ドルで戻りの鈍い展開となった。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る交渉に関し、アイルランド外相の「合意には近づいていない」との見解を受けて、ポンド売りが継続。ただ、「勢いは増した」との見解を受けて下落も限定的となった。
ドル・スイスは、0.9936フランまで上昇後、0.9903フランまで下落した。
<TN>
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