ファルコムが後場急落、19年9月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/09/19 14:31
ファルコムが後場急落、19年9月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感  日本ファルコム<3723.T>が後場急落している。午後2時ごろ、19年9月期の連結業績予想について、売上高を20億円から24億円(前期比1.8%増)へ、営業利益を10億円から14億円(同8.5%増)へ、純利益を6億7000万円から9億4000万円(同16.0%増)へ上方修正し、営業減益予想から一転して増益予想とした。

 アジア地域で、プレイステーション4向けゲームソフト「英雄伝説 閃の軌跡3」「英雄伝説 閃の軌跡4 -THE END OF SAGA-」の繁体字中国語及び韓国語版の販売が好調だったほか、9月26日発売予定のプレステ4向けゲームソフト「イース9 -Monstrum NOX-(モンストルム・ノクス)」の受注状況が好調に推移していることなどが要因という。ただ、第3四半期までの業績好調から上方修正は織り込み済みとみられており、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。

 なお、同社は同時に、従来6円を予定していた期末一括配当を12円にすると発表した。「軌跡シリーズ」の展開から15周年を記念するとともに、19年12月に上場15周年を迎えるのを記念して記念配当6円を実施するとしている。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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