【売り】パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)調整継続か=フェアトレード西村剛

著者:西村剛
投稿:2019/08/30 19:42

■注目銘柄:【売り】パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)

■注目理由
2019年8月13日に決算を発表。「アピタ」や「ピアゴ」など業態転換した店舗の売上が好調で増収増益となっているが、同日発表の2020年6月期業績予想では店舗再編などから純利益が6.7%の減少を見込んでいる。これを受け同社株は窓を開けて下落した。

■テクニカル分析
1600円近辺をサポートラインとした値動きが続いていたが、決算発表後に下抜けた。直近は下値を固める展開となっているが、25日移動平均線近辺まで上昇しており、一旦様子見をしたいと判断した。

■事業概要
ディスカウントショップ「ドン・キホーテ」を全国展開。時価総額約1兆円。PER約23倍 PBR約3倍

■足もとの業績
直近発表の2019年6月期通期決算では、売上高1兆3288億74百万円(前年同期比+41.1%)、営業利益631億10百万円(同+22.4%)、純利益482億53百万円(同+32.5%)となっている。

■システムトレード分析
システムトレードの検証では、同社株の9月1週の勝率38.5%(5勝8敗)となっており、9月1週は株価が下がりやすい傾向が見られる。今の時期に同社株を購入検討している方は、あらかじめ注意しておく必要があるだろう。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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