新興市場銘柄ダイジェスト:シノケンGは年初来高値、リボミックが急騰

配信元:フィスコ
投稿:2019/08/27 15:27
<4586> メドレック 419 -3
朝高後マイナス転換。米国で開発中の帯状疱疹後の神経疼痛治療薬MRX-5LBT(リドカインテープ剤)について、米食品医薬局から要求されている安全性などに関する臨床試験の一つを開始したと発表している。今後、要求されている試験を順次実施し、予定通り20年に新薬承認申請を行う計画。MRX-5LBTはイオン液体を利用した独自技術を使ったリドカインテープ剤。

<8909> シノケンG 953 +68
年初来高値。40万株(3億円)を上限に自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.16%。取得期間は27日から9月30日まで。資本効率の向上及び経営環境に応じた機動的な資本政策を可能とするため。18年11月9日以来となる節目の1000円に向け、株価が上昇基調で推移していることも投資資金の流入につながったようだ。

<6027> 弁護士コム 3845 +15
大幅に5日ぶり反発。税務相談ポータルサイト「税理士ドットコム」で提供する無料税務相談サービス「みんなの税務相談」の累計税務相談件数が3万件を突破したと発表。同サービスは14年6月に開始し、月間約240万人のユーザーが利用している。事業の柱が順調に育っているとの見方から買いが入っている。また、テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>と共催セミナーを9月19日に開催することも材料視されたようだ。

<6834> 精工技研 2635 -16
朝高後マイナス転換。16万株(約4.2億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.72%。2651円で27日朝の立会外取引(ToSTNeT-3)で買付けを委託する。資本効率の向上および経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にすることが目的。株価が75日移動平均線を下回るなど軟調に推移していたことも値頃感を生んだとみられる。

<4591> リボミック 611 +7
急騰。RBM-007(抗FGF2アプタマー)を用いた滲出型加齢黄斑変性に対する第1/2a相臨床試験を米国で成功裏に完了し、作用機序に関する学術論文が国際学術誌「Molecular Therapy Nucleic Acids」の電子版に掲載されたと発表。研究成果と第1/2a相試験結果を9月5-8日にパリで開催されるEURETINA2019国際会議で公表する。新薬開発に対する期待が高まったようだ。

<ST>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
838.0
(15:00)
+3.0
(+0.35%)
108.0
(15:00)
-2.0
(-1.81%)
97.0
(15:00)
+1.0
(+1.04%)
3,300.0
(15:00)
+90.0
(+2.80%)
2,875.0
(15:00)
+65.0
(+2.31%)
1,596.0
(12/21)
0.0
(---)