アジア株 上海株は上げ幅拡大、米中進展期待の買い 元安進行は懸念材料

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/08/23 14:06
東京時間14:02現在
香港ハンセン指数   26192.18(+143.46 +0.55%)
中国上海総合指数  2897.14(+13.71 +0.48%)
台湾加権指数     10520.83(-8.95 -0.08%)
韓国総合株価指数  1949.38(-1.63 -0.08%)
豪ASX200指数    6508.90(+7.09 +0.11%)
インドSENSEX30種  36407.90(-65.03 -0.18%)

アジア株は高安まちまち。今夜のパウエル氏の講演を前に神経質な展開となっている。
ジャクソンホール会合にはパウエルFRB議長のほか、カーニー英中銀総裁やロウ豪中銀総裁、イエレン前FRB議長らが出席する。黒田日銀総裁とドラギECB総裁は今回は欠席。
上海株は上げ幅を拡大、クドローNEC委員長の「米中貿易交渉担当者は向こう数日以内に電話協議をする、中国代表団が9月に訪米する計画は依然としてある」と述べたことで、米中進展の期待が高まっているもよう。
中国人民銀行は23日、人民元の中心レートを1ドル=7.0572元と3日連続で元安方向に設定したものの、予想の(1ドル=7.0664元)よりは元高設定だったため、市場の反応は限定的になっている。
ただ、オンショア人民元は対ドルで7営業日続落、1ドル=7.0985元と節目の7.1元に接近しており、警戒感は高まっている。
韓国株は小幅安、対日関係の悪化が懸念されている。
韓国政府は22日、日本との軍事情報協定破棄を表明した。米政府は韓国のこの決定を批判。ポンペオ米国務長官は「失望した」と述べ、米国防総省も「懸念と失望」の声明を出した。

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