8月21日のNY為替概況

配信元:フィスコ
投稿:2019/08/22 04:28
 21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円35銭まで下落したのち、106円65銭まで上昇して引けた。ポンド円絡みの売りに弱含んだのち、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した7月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が市場の予想ほどハト派色が強まらず、積極的な利下げ予測が後退。米債利回りの上昇でドルの買戻しが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1105ドルから1.1081ドルまで下落して1.1085ドルで引けた。

ユーロ・円は、118円03銭へ下落後、118円28銭まで反発。

ポンド・ドルは、1.2112ドルまで下落後、1.2155ドルまで反発。フランスの高官が「現状で合意ない英国の欧州連合(EU)離脱が最も可能性のあるシナリオ」と警告したため、警戒感からポンド売りに拍車がかかった。

ドル・スイスは、0.9792フランから0.9828フランまで上昇した。

[経済指標]・米・7月中古住宅販売件数:542万戸(予想:540万戸、6月:529万戸←527万戸)

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配信元: フィスコ