ユーロドルは軟調 弱いユーロ圏の指標とECBの追加緩和への期待が上値を拒む=NY為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/07/17 01:32
 ドル買いが優勢となる中、ユーロドルはロンドン時間から軟調な動きが続いており、1.12ドル台前半に下落している。前日は一時1.12ドル台後半まで上昇したものの上値を抑えられていた。きょうになっても再度試す動きも見られないことからショート勢が再び勢いづいているようだ。この日発表になったドイツのZEW景況感指標が弱い内容となったこともきっかけとなった模様。

 ECBの新たな追加緩和策への期待が高まる中、次期ECB総裁に内定しているラガルドIMF専務理事も緩和を好むと見られており、ユーロは再び上値を重くしているようだ。

 目先は1.12ドルちょうどと1.1180ドルが下値サポートとして意識される。

EUR/USD 1.1217 EUR/JPY 121.40 EUR/GBP 0.9033

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)