フリービット Research Memo(2):インターネットやモバイルのインフラ提供に強みを持つメガベンチャー

配信元:フィスコ
投稿:2019/07/10 15:12
■会社概要

1. 会社概要
フリービット<3843>は、インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)へのインフラ提供やMVNEとしてのMVNOへの参入支援、バーチャルデータセンターを中心とするクラウドインフラの提供、インターネット・サービスにおけるコンサルティング、ソリューションなど様々なサービスを、主に法人向けに提供する。また、グループ会社を通じて、個人向けのISPやMVNOサービス、Webマーケティングサービス、集合住宅向けのインターネット関連サービスなどの事業を手掛ける。

グループには、(株)ギガプライズ<3830>、(株)フルスピード<2159>、(株)ドリーム・トレイン・インターネット(完全子会社)、(株)フォーイット(フルスピードの完全子会社)、(株)フリービットEPARKヘルスケア(子会社)、トーンモバイル(株)(持分法適用関連会社)、アルクなど多数の企業が含まれる。

2. 沿革
同社(前身は株式会社フリービット・ドットコム)は2000年に東京都渋谷区で設立された。ISP(インターネット接続事業者)向けサービスを中心に成長し、2007年に東証マザーズに上場。上場を契機に、M&Aによる事業領域の拡大を加速化している。同年に個人向けISPを手掛けるドリーム・トレイン・インターネットを、2009年にはギガプライズを連結子会社化。2010年にはインターネット広告代理店のフルスピードの連結子会社化に伴い、同社子会社のアフィリエイト広告事業のフォーイット、ITプラットフォーム事業の(株)ベッコアメ・インターネットなども連結子会社とし、企業理念「Being The NET Frontier!~Internetを広げ、社会に貢献する~」のもと、事業領域を拡大している。2011年には、MVNE/MVNO事業に参入し、モバイル事業領域でも成長を加速。2016年にはM&Aを足掛かりにヘルスケア事業にも進出。2017年3月には不動産テック領域進出の足掛かりとして不動産仲介業フォーメンバーズを連結子会社化。2018年9月には総合語学教育サービスを提供するアルクを完全子会社化し、教育分野のIT化領域に挑む。2016年に東証1部に昇格した。

3. 事業内容
2019年4月期通期のセグメント別売上構成は、ブロードバンド事業33.2%、モバイル事業16.4%、アドテクノロジー事業31.6%、クラウド事業3.5%、ヘルステック事業5.9%、エドテック事業9.4%である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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配信元: フィスコ

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