マザーズ先物概況：小幅に4日続伸、節目の900ptを回復

2日のマザーズ先物は前日比5.0pt高の900.0ptと小幅ながら4日続伸して終了した。高値は900.0pt、安値は888.0pt、取引高は1017枚。本日のマザーズ先物は、前日の米国株式市場で、前週末の米中首脳会談における通商協議再開合意を受けて主要3指数が揃って上昇したが、概ね前日の上昇分に同材料を織り込まれていたことから、朝方のマザーズ先物はナイトセッション終値比横ばいでのスタートとなった。一方、朝方の売り一巡後に225先物がこう着となるなか、値動きの軽いマザーズ市場へと短期資金は向かいやすい地合いとなり、ショートカバーの動きも相まってマザーズ先物は後場に一段高をみせた。なお、マザーズ先物は心理的な節目である900ptレベルを終値ベースで5月9日以来約2カ月ぶりに回復した。個別では、サイバーダイン<7779>やラクスル<4384>といった時価総額上位銘柄へと短期資金が集まった。 ＜SK＞