２０日の米株式市場の概況、Ｓ＆Ｐ５００は最高値を更新

　２０日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前日比２４９．１７ドル高の２万６７５３．１７ドルと４日続伸した。

　前日の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で年内の利下げが示唆されたことを受け、ＮＹダウは最高値に接近。Ｓ＆Ｐ５００種は２９５４．１８と史上最高値を更新した。来週予定されている２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会議での米中首脳会談における進展が期待され、キャタピラーやスリーエムが買われた。イランが米国の無人偵察機を撃墜したと報道されたことを受け、両国の緊張関係の高まりが懸念され原油価格が急騰。エクソン・モービルやシェブロンが値を上げた。エヌビディアやアプライド・マテリアルズ、マイクロン・テクノロジーなど半導体株が上昇した。半面、メルクやベライゾン・コミュニケーションズが下落した。

　ナスダック総合株価指数は、同６４．０１７ポイント高の８０５１．３４０と４日続伸。出来高概算は、ニューヨーク市場が９億７４２６万株、ナスダック市場は２０億８７３４万株となった。

出所：minkabuPRESS