■ODKソリューションズ<3839>の業績動向
2. 財務状況と経営指標
2019年3月期末の総資産は前期末比26百万円減の7,158百万円となった。内訳を見ると、売掛金(前期末比329百万円増)やソフトウェア仮勘定(同63百万円増)の増加があった一方、投資有価証券(同110百万円減)やソフトウェア(同209百万円減)、仕掛品(同59百万円減)の減少があったことによるものである。
負債は2,106百万円となり前期末比265百万円減少しており、主に長期借入金(前期末比209百万円減)、長期リース債務(同79百万円減)の減少があったことによるものである。純資産は前期末比238百万円増加し5,052百万円となった。これは主に、利益剰余金が同225百万円増の3,460百万円となったことによるものである。経営指標を見ると、収益性を表す指標はいずれも増益決算を受けて前期に比べ改善した。また、健全性を表す自己資本比率は利益剰余金の増加により前期末比で改善し70.6%と高いレベルになり、有利子負債比率も長期借入金の減少で改善した。流動比率は未払法人税等、流動負債の期末時点での一時的な増加はあったものの、350%以上という高レベルを維持している。
主力である教育業務の事業の性格上、収益計上が下期偏重となるものの、比較的潤沢なキャッシュや高い自己資本比率・流動比率等の安全性により、健全な財務状況で運営されていることがわかる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹)
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2. 財務状況と経営指標
2019年3月期末の総資産は前期末比26百万円減の7,158百万円となった。内訳を見ると、売掛金(前期末比329百万円増)やソフトウェア仮勘定(同63百万円増)の増加があった一方、投資有価証券(同110百万円減)やソフトウェア(同209百万円減)、仕掛品(同59百万円減)の減少があったことによるものである。
負債は2,106百万円となり前期末比265百万円減少しており、主に長期借入金(前期末比209百万円減)、長期リース債務(同79百万円減)の減少があったことによるものである。純資産は前期末比238百万円増加し5,052百万円となった。これは主に、利益剰余金が同225百万円増の3,460百万円となったことによるものである。経営指標を見ると、収益性を表す指標はいずれも増益決算を受けて前期に比べ改善した。また、健全性を表す自己資本比率は利益剰余金の増加により前期末比で改善し70.6%と高いレベルになり、有利子負債比率も長期借入金の減少で改善した。流動比率は未払法人税等、流動負債の期末時点での一時的な増加はあったものの、350%以上という高レベルを維持している。
主力である教育業務の事業の性格上、収益計上が下期偏重となるものの、比較的潤沢なキャッシュや高い自己資本比率・流動比率等の安全性により、健全な財務状況で運営されていることがわかる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹)
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