アプライドが見通し好調で上昇 需要鈍化の早期終了を示唆=米国株個別

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/05/17 23:59
 アプライド・マテリアルズが上昇。2-4月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。5-7月期の見通しも売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回る見通しを示し、需要鈍化が早期に終了するとの半導体メーカーの見方を示唆した。

 ディッカーソンCEOは声明で「ガイダンスの上限に近い業績を達成した。半導体とディスプレーに強くて新しい需要形成が見込まれ、我々は前向きな見通しを維持する」と述べた。

 今回の決算を受けてアナリストが投資判断を「買い」に引き上げる動きも見られ、目標株価を従来の46ドルから54ドルに引き上げている。「今回の決算は、短期的安定が2020年の成長をけん引するという信頼感が高まった」と述べた。

(2-4月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.70ドル(予想:0.67ドル)
・売上高:35.4億ドル(予想:34.9億ドル)
・粗利益率:43.5%(予想:43.5%)

(5-7月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.67~0.75ドル(予想:0.70ドル)
・売上高:33.8~36.8億ドル(予想:35.3億ドル)

(NY時間10:59)
アプライド・マテリアルズ 44.09(+2.43 +5.83%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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