UNITED、前期営業を6%上方修正・最高益予想を上乗せ

配信元:株探
投稿:2019/04/25 17:30
 ユナイテッド <2497> [東証M] が4月25日大引け後(17:30)に業績修正を発表。19年3月期の連結営業利益を従来予想の105億円→110億円(前の期は16.4億円)に5.6%上方修正し、増益率が6.4倍→6.7倍に拡大し、従来の11期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結営業損益も従来予想の17.1億円の赤字→11.3億円の赤字(前年同期は6.9億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

 ※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2018年10月31日にレンジ形式で公表した2019年3月期通期連結業績予想(売上高26,900~29,100百万円、営業利益10,000~11,000百万円)及び未定としておりました経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきまして、今般予想値を得ましたのでお知らせいたします。 2019年3月28日付「営業投資有価証券の売却に関するお知らせ」でお知らせしましたとおり、営業投資有価証券の売却を行ったことによる売上高及び営業利益を計上する見込みであること、本日公表した「連結子会社の異動を伴う株式譲渡及び特別損失の発生(見込み)に関するお知らせ」に記載のとおり、特別損失を計上する見込みであること(※)、また、これらを踏まえた繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、法人税等調整額の計上額が見込めるようになったこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても予想値を得ることができたためです。 2019年3月期通期連結売上高及び連結営業利益につきましては、インベストメント事業において投資先である(株)メルカリの上場に伴う株式売却益を計上したこと等により、過去最高の連結売上高・営業利益を計上する見込みであり、売上高は前回予想の範囲内、営業利益は前回予想の上限を上回る見通しです。 2020年3月期は、2018年8月3日に公表した中期経営計画「UNITED 2.0」(以下、「中期経営計画」といいます。)における「集中期」と位置付けており、成長可能性の高い事業に対して積極的に経営資源を投下することで、2022年3月期中期経営計画最終年度における営業利益目標達成を目指してまいります。※なお、本件による親会社株主に帰属する当期純利益への影響額は、法人税等調整額及び非支配株主に帰属する当期純利益考慮後で△97百万円となる見込みです。
配信元: 株探

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