ドル円112円挟む調整続く。

著者:遠藤寿保
投稿:2019/04/24 09:38

マーケットコンディション

昨日のドル円は、111.92円で始まると、東京時間、連休を控えた本邦輸出企業の実需売りで111.65円まで下落。しかし、その後は本邦輸入企業の実需の買いなどもあり111.90円台まで買い戻された。ロンドン時間は、111.80円台から111.90円台で小動き。NY時間、ナスダックやSP500などが過去最高を更新するなど、米株の堅調を受け、ドル円は、112.03円まで上昇となるが、その後、ポンド円などのクロス円下落を受け111.75円まで下押しし、買戻しが入り111.86円でクローズをむかえた。

ドル円112円挟む調整続く。

112円を挟む小動きが続いている。昨日は、実需がらみの売り買いがあり、111.65円まで下押し。これは、4/10の安値110.83円から4/17の高値112.16円の上昇に対する戻り38.2%(111.658円)レベル。111.50円(50.0%)・111.34(61.8%)円くらいまでは、下げの許容レベルとみる。
ここまで、下がらない事を考えると、流れが上向きになったと考えるべきかもしれない。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想