医学生物は気配値のまま水準切り上げる、２０年３月期営業利益倍増見込みでサプライズ

　医学生物学研究所<4557.T>が寄り付き大口の買い注文に値がつかず、気配値のまま水準を切り上げる展開となっている。同社は自己免疫疾患など難病領域の検査薬に強みを持つバイオベンチャーで業績は好調。中国市場での企業向けマテリアルの拡販が進み全体業績を牽引している。２３日取引終了後に発表した２０年３月期の連結業績予想は売上高が８６億円（前期比５．１％増）、営業利益は１０億円（同２倍）、最終利益は８億５０００万円（同２．７倍）と急拡大を見込んでおり、これがポジティブサプライズとなり投資資金の流入が加速した。

出所：minkabuPRESS