グランディ、前期経常を9%上方修正・13期ぶり最高益、配当も2円増額

配信元:株探
投稿:2019/04/22 15:00
 グランディハウス <8999> が4月22日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の30億円→32.8億円(前の期は27.9億円)に9.3%上方修正し、増益率が7.3%増→17.3%増に拡大し、13期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の14.6億円→17.4億円(前年同期は14.1億円)に19.1%増額し、増益率が3.5%増→23.3%増に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の16円→18円(前の期は16円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)個別業績予想 主力事業の新築住宅の販売が概ね計画通り進んだことで売上高は概ね当初予想通りとなる見通しですが、利益面では、新たな原価低減への取組を進めたほか販売面でも粗利水準の確保に向けた取組を強化したことや販売費管理費が当初の見通しを下回ったことなどで、営業利益、経常利益、当期純利益とも当初予想を上回る見込となりました。(2)連結業績予想 当社グループの新築住宅の受注棟数・販売棟数は、いずれも前期を上回り過去最高となりましたが、連結子会社での販売棟数がシェア拡大を見込んだ当初の計画数には届かなかった影響で、連結売上高は当初予想を下回る見込みとなりました。一方、利益面では、個別業績予想の修正に伴い営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益とも当初予想を上回る見込みとなりました。

 当社は、連結配当性向25%を目標として業績に応じた配当政策を実施することを基本方針としており、上記の連結業績予想の修正に伴い、平成31年3月期の配当予想を修正するものです。
配信元: 株探

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