NY為替:米金利見通しを巡る思惑でドル弱含み

配信元:フィスコ
投稿:2019/03/19 06:06
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円59銭から111円30銭まで下落した。予想を下回った米3月NAHB住宅市場指数に失望したドル売りや、ハト派寄りの連邦公開市場委員会(FOMC)を織り込むドル売りが優勢になったほか、英国の合意ない欧州連合(EU)離脱への警戒感が強まりリスク回避の円買いに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.1359ドルまで上昇後、1.1325ドルまで下落した。ユーロ・円は、126円69銭まで上昇後、126円15銭まで下落。ポンド・ドルは、1.3272ドルから1.3185ドルまで下落した。英国のメイ首相のEU離脱期日延期を含めた離脱協定案を巡る3度目の採決に関して、下院議長は「一度否決された離脱協定案を採決することは不可能」と採決を阻止し、合意ない離脱への警戒感が再び広がった。ドル・スイスは、1.0000フランから1.0020フランまで上昇した。

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配信元: フィスコ