決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ベストワン、神島化、Ｔ・ＳＣＡＴ (3月12日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の3月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ベストワン <6577>
　19年7月期第2四半期累計(18年8月-19年1月)の連結経常利益は前年同期比80.2％減の1600万円に大きく落ち込み、通期計画の1億5000万円に対する進捗率は10.7％にとどまり、さらに前年同期の70.4％も下回った。

▲No.2　Ｔ・ＳＣＡＴ <3974>
　19年10月期第1四半期(18年11月-19年1月)の連結経常損益は800万円の赤字(前年同期は2900万円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6577> ベストワン 　　東Ｍ 　 -22.35 　　3/12　　上期　　　-80.25
<3974> Ｔ・ＳＣＡＴ 　ＪＱ　　 -3.19 　　3/12　　　1Q　　　　赤転
<4026> 神島化 　　　　東２　　 -1.57 　　3/12　　　3Q　　　　0.29

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース