日立が大幅高、iPS細胞の自動培養装置を開発し大日住薬に第1号機納入◇
日立製作所<6501.T>が大幅高。時価総額3兆円を超える日本を代表する大型株だが、値上がり率は一時約6%に達した。時価総額ベースでは一気に1800億円程度増加させた勘定になる。同社は11日、再生医療製品などに使用するiPS細胞の商用製造が可能な自動培養装置を開発し、再生医療分野で積極展開する大日本住友製薬<4506.T>に第1号機を納入したと発表、これが株価を強く刺激する格好となった。同社は、2015年から大日住薬とiPS細胞を大量に培養できる自動培養技術とプロセスの開発に共同で取り組んでいる。今後、iPS細胞を用いた再生医療製品の開発・製造を行う製薬企業やスタートアップ企業に同装置の提案活動を行っていく方針を示しており、業容拡大期待が高まった。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:minkabuPRESS
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