ヘリオスなど再生医療関連が買われる、慶大のiPS細胞を使った脊髄損傷治療の移植開始へ◇
ヘリオス<4593.T>が一時3.7%高に買われ2月5日以来の1800円台乗せを目前に捉えたほか、アイロムグループ<2372.T>、タカラバイオ<4974.T>などiPS細胞分野に展開の厚いバイオ関連株が買い人気を集めている。日本では再生医療分野においてiPS細胞に特化した戦略が進められているが、そのなか、厚生労働省の専門部会が18日、iPS細胞を使って脊髄損傷を治療する慶應義塾大学の臨床研究を了承したことが伝わり、関連銘柄の株価を刺激している。京大がパーキンソン病、大阪大学が角膜の病気、慶応大学が脊髄損傷や心臓病の再生医療を計画しているが、今回の慶応大学の臨床研究了承により今秋にも移植が開始される見通しで、本格的な再生医療の普及に向けた試金石として注目度が高い。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:minkabuPRESS
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