特種東海、今期経常を28％上方修正

　特種東海製紙 <3708> が2月6日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の39億円→50億円(前期は32億円)に28.2％上方修正し、増益率が21.8％増→56.2％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の11.8億円→22.8億円(前年同期は25.4億円)に93.1％増額し、減益率が53.6％減→10.4％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期の連結業績予想につきましては、利益面においては、引続きの原料価格の高騰により営業利益は前回予想を据え置くものの、営業外損益における持分法による投資利益の見込みに変動があった為、経常利益は前回予想を上回る見込みとなり、上記理由に加えて、従来から継続して行っている政策保有株式の売却が進捗したため、親会社株主に帰属する当期純利益も前回予想を上回る見込みであります。（注）上記予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づいて作成しておりますので、実際の決算数値とは異なる可能性があります。