続伸、世界的な景気減速懸念がやや後退=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/01/17 05:29

NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=52.31(+0.20 +0.38%)

 ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.20~0.22ドル高。その他の限月は0.23~0.56ドル高。

 先週の通商協議以降、米中貿易戦争に対する警戒感がやや後退していることや、中国の景気刺激策に対する期待もあって、世界的な景気減速による石油需要の下振れ懸念が和らいでいる。昨年末の急落以降、米株式市場では戻りが続いている。ただ、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、石油製品の在庫が積み上がっていることは重し。

 時間外取引で2月限は堅調に52.52ドルまで堅調に推移し、前日高値を上回った。通常取引開始を控えて失速しマイナス転換した後は前日終値を挟んで上下したものの、引けにかけては買いが優勢となりプラス圏で引けた。

minkabu PRESS編集部

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