英ポンド週間見通し:上げ渋りか、EU離脱協定案は不承認の可能性
配信元:フィスコ
投稿:2019/01/12 14:32
■反発、EU離脱期限延期の可能性残る
先週のポンド・円は反発。英国の欧州連合(EU)からの離脱について、「予定されている3月29日以降に延期される」との一部報道を受けてポンド買いが活発となった。離脱協定案の議会支持は増えていないことから、合意なしのEU離脱に対する警戒感は消えていないが、リスク回避的なポンド売り・円買いは縮小した。取引レンジ:137円45銭−139円49銭。
■上げ渋りか、EU離脱協定案は不承認の可能性
今週のポンド・円は上げ渋りか。15日に予定されるEU離脱合意案の下院採決では不承認の可能性が高いとみられており、メイ政権の代替策が注目される。野党の不信任決議案提出により解散・総選挙の可能性も浮上しており、メイ政権は厳しい状況に直面するとの思惑でポンド売りが強まる可能性は残されている。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・16日:12月消費者物価指数(前年比予想:+2.2%)
・18日:12月小売売上高(前月比予想:−1.0%)
予想レンジ:137円00銭−140円00銭
<FA>
先週のポンド・円は反発。英国の欧州連合(EU)からの離脱について、「予定されている3月29日以降に延期される」との一部報道を受けてポンド買いが活発となった。離脱協定案の議会支持は増えていないことから、合意なしのEU離脱に対する警戒感は消えていないが、リスク回避的なポンド売り・円買いは縮小した。取引レンジ:137円45銭−139円49銭。
■上げ渋りか、EU離脱協定案は不承認の可能性
今週のポンド・円は上げ渋りか。15日に予定されるEU離脱合意案の下院採決では不承認の可能性が高いとみられており、メイ政権の代替策が注目される。野党の不信任決議案提出により解散・総選挙の可能性も浮上しており、メイ政権は厳しい状況に直面するとの思惑でポンド売りが強まる可能性は残されている。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・16日:12月消費者物価指数(前年比予想:+2.2%)
・18日:12月小売売上高(前月比予想:−1.0%)
予想レンジ:137円00銭−140円00銭
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