リプロセルが大幅反発、開発中の再生医療製品が希少疾病用再生医療等製品に指定

　リプロセル<4978.T>が大幅反発している。２５日の取引終了後、開発中の再生医療製品「ステムカイマル」が希少疾病用再生医療等製品に指定されたと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

　ステムカイマルは、脊髄小脳失調症の症状の進行抑制効果が期待できる製品。台湾では、ステミネント・バイオセラピューティクス社（台北市）が実施した第１／２相臨床試験で安全性及び有効性を示唆する結果が得られているほか、米国における治験開始承認も取得しており、ＦＤＡ（米国食品医薬品局）からオーファンドラッグ（希少疾病用医薬品）指定を受けている。今後日本では、リプロセルが第２相臨床試験においてステムカイマルの安全性及び有効性を評価していく予定だ。

出所：minkabuPRESS