堀田丸正 Research Memo(2):和・洋のファッションを通じて、社会に貢献する企業を目指す

配信元:フィスコ
投稿:2018/12/20 15:02
■会社概要

1. 会社概要・沿革
堀田丸正<8105>は、1861年の創業以来157年の歴史を有する老舗企業である。元々は呉服問屋としてスタートしたが、その後事業買収・合併等を繰り返し、現在では和装品、宝飾品、和装小物・寝装品等の卸売販売、婦人洋品・意匠撚糸等の製造・卸売販売、横ニットの企画・製造・販売等を行っている。

1974年4月には東証2部に上場し、2000年からヤマノホールディングス<7571>傘下にあったが、2017年6月に第三者割当増資により健康関連事業やアパレル関連事業を中心に急成長中のRIZAPグループ傘下に入り、RIZAPグループが同社株式の62.27%を保有する。

2017年6月に就任した大西雅美(おおにしまさみ)社長のもと、和・洋のファッションを通じて、社会に貢献する企業を目指すことを企業理念として掲げ、収益を改善し安定成長を持続するための事業構築に取り組んでいる。2018年3月現在、従業員数は130名である。

2. 事業内容
同社グループは、同社及び100%子会社3社(和装事業の(株)吉利、意匠撚糸事業の堀田(上海)貿易有限公司、その他事業の(株)丸正ベストパートナーグループ)で構成される。

事業内容は4事業からなり、2019年3月期第2四半期累計の事業セグメント別売上高構成は、洋装事業38.0%、意匠撚糸事業30.3%、和装事業23.3%、寝装事業8.4%である。一方、セグメント利益では、意匠撚糸事業が最大の稼ぎ頭であり、寝装事業、和装事業が続くが、洋装事業は損失を計上している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)

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配信元: フィスコ

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