マザーズ先物見通し:自律反発も上値の重い展開

配信元:フィスコ
投稿:2018/12/11 08:50
本日のマザーズ先物は、週明け10日の米国株高などを背景に買い戻しの動き優勢となりそうだ。前日のマザーズ市場は、米中関係の悪化や米景気の減速懸念など外部環境の先行き不透明感から買い見送りムードが広がり、マザーズ先物にも売りが波及した。10日のNYダウ、ナスダック総合指数など主要指数が小幅ながら反発したため、東京市場全般にも押し目買いが先行すると想定されるなか、マザーズ先物は、今月3日から前日まで約8%も下落していることから、突っ込み警戒感から買い戻されよう。しかし、米中関係悪化など外部環境に不安感が残る現状では、買い戻しの動きも一過性にとどまりやすく、次第に買い見送り機運が広がるだろう。上値のメドは970.0pt、下値のメドは950.0ptとする。
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配信元: フィスコ