10日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は34ドル高と4日ぶり反発

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/12/11 08:23
 10日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比34.31ドル高の2万4423.26ドルと4日ぶりに反発した。

 英国の欧州連合(EU)からの離脱案を巡り、メイ英首相は11日に予定していた議会での採決の延期を発表。これに伴う、欧州経済の混乱などが懸念され、NYダウは一時、500ドル超の下落となった。ただ、前日までの3日続落で値頃感が出ていたこともあり下値には買いが流入。朝方売られていた、アップル株が売り一巡後に値を戻したことも安心感を呼んだ。フェイスブックやアマゾン・ドット・コム、アルファベット(グーグル)など主力IT関連株が高く、ボーイングやスリーエムも堅調。エヌビディアやアプライド・マテリアルズなど半導体株も値を上げた。半面、原油価格の下落を受けエクソン・モービルやシェブロンが安く、バンク・オブ・アメリカやJPモルガン・チェースなど銀行株が値を下げた。

 ナスダック総合株価指数は、同51.268ポイント高の7020.520と反発。出来高概算は、ニューヨーク市場が10億877万株、ナスダック市場は23億5039万株となった。

出所:minkabuPRESS
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