【本日の見通し】ポンドへの警戒続く
本日現地時間夜に予定されていた英下院でのEU離脱協定の採決について、メイ首相は延期を決断したと報じられている。週末時点で延期見通しを英メディアの一部が報じていてたが、EU離脱担当相などが否定していた。昨日午前までは首相は採決を実施する意向を示していたが、大敗見込みが濃厚となり、このままでは政権自体の継続が難しいとの情勢に、延期に向かったとみられる。この流れをうけて、ポンドは大きく値を崩し、昨日東京市場の1.27台半ばから1.25ちょうど近くまで一時値を落としている。
ドル全般の上昇となったことでドル円は買いが入っているが、リスク警戒の動きが広がっており、113円台をどこまで買いあげられるか。
もう一つの懸念材料である米株安については一服しており、プラス圏で引けている。もっとも上昇幅は小さく警戒感が継続。一時の円買いは一服も、昨日の安値から1円以上上昇した状況でさらにどこまで買い上げられるか。
113円台前半でのレンジを中心に、113円割れの展開も警戒。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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