NY原油先物は反落(NYMEX原油1月限終値:53.43↓3.77)。56.29ドルから52.77ドルまで急落した。世界的な株安により、需要後退への懸念が広がった。また、明日発表となる米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)について、国内全体の原油在庫の増加が予想されていることから、売りが強まった。そのほか、来月の産油国の減産協議に関しては、ロシアが慎重な姿勢をみせていること。イタリア予算・財政問題やブレグジットをめぐる懸念からユーロ安・ドル高傾向にあり、割高感が高まっていることも売り圧力になった。
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