住友重、今期経常を一転微増益に上方修正、配当も7円増額

　住友重機械工業 <6302> が10月31日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比14.3％増の330億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の618億円→675億円(前期は674億円)に9.2％上方修正し、一転して0.1％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比10.6％減の344億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の93円→100円に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.7％減の160億円に減り、売上営業利益率は前年同期の9.1％→7.6％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社の利益配分につきましては、期間利益に応じた株主配当及びその向上を基本姿勢としつつ、長期的かつ安定的な事業発展に必要な内部留保の充実を図りながら、これらを総合的に勘案して決定することとしており、連結配当性向は30％を目標に設定しております。上記の基本方針及び、本日(平成30 年10 月31 日)発表の平成31 年３月期の業績等を勘案し、平成31 年３月期における期末配当金は、前回予想の47 円に３円増配し、１株につき50 円(年間100 円)とさせていただく予定です。