NYダウ平均(現物) 日足チャート分析
【注目ポイント1】日足チャートでは「下降トレンド」が示現中
【注目ポイント2】週足チャートでは「レンジ相場」形成中
【見通し】「23,867.47ドル」割れなら、「C波クラッシュ」の可能性も
イタリア財政規律問題や米国・サウジの関係悪化、さらには、上海株式市場の大幅安や米10年債利回り上昇などが重なり、株式市場を取り巻く環境にやや暗雲が立ち込める状況となっています。
上図チャートでは、1) 21日MA(移動平均線)が右肩下がりであること、2) 各BB(ボリンジャーバンド)が21日MAに対して拡張する、いわゆる“エクスパンション”となっていること、3) ローソク足がBB・-1σラインと同・-2σラインの間を推移する、いわゆる“下降バンドウォーク”となっていること、そして、4) DMI(方向性指数)で-DI>+DIとなり、かつADXが右肩上がりとなっている(上図青色点線丸印)ことから、NYダウ・日足チャートは下降トレンドを示すチャート形状となっていることが分かります。
注目すべきポイントは、10/10時点のローソク足が大陰線となっていること。(上図黄色矢印)
各メルクマールを見ると、同日の大陰線ローソク足を境にトレンドシグナルが一斉に変化(=上昇→下降)していることが視認できるため、これからの時間におけるNYダウは、もう一段の下値追い※の相場展開となりそうです。(※下値追い:相場が下落基調にある中、さらに下値を切り下げる相場展開となること。)
では、当面の下値メドはどのあたりになるのでしょうか。それを探るために、タイムフレームを週足チャートに拡大してみましょう。
【注目ポイント2】週足チャートでは「レンジ相場」形成中
【見通し】「23,867.47ドル」割れなら、「C波クラッシュ」の可能性も
イタリア財政規律問題や米国・サウジの関係悪化、さらには、上海株式市場の大幅安や米10年債利回り上昇などが重なり、株式市場を取り巻く環境にやや暗雲が立ち込める状況となっています。
上図チャートでは、1) 21日MA(移動平均線)が右肩下がりであること、2) 各BB(ボリンジャーバンド)が21日MAに対して拡張する、いわゆる“エクスパンション”となっていること、3) ローソク足がBB・-1σラインと同・-2σラインの間を推移する、いわゆる“下降バンドウォーク”となっていること、そして、4) DMI(方向性指数)で-DI>+DIとなり、かつADXが右肩上がりとなっている(上図青色点線丸印)ことから、NYダウ・日足チャートは下降トレンドを示すチャート形状となっていることが分かります。
注目すべきポイントは、10/10時点のローソク足が大陰線となっていること。(上図黄色矢印)
各メルクマールを見ると、同日の大陰線ローソク足を境にトレンドシグナルが一斉に変化(=上昇→下降)していることが視認できるため、これからの時間におけるNYダウは、もう一段の下値追い※の相場展開となりそうです。(※下値追い:相場が下落基調にある中、さらに下値を切り下げる相場展開となること。)
では、当面の下値メドはどのあたりになるのでしょうか。それを探るために、タイムフレームを週足チャートに拡大してみましょう。