ドル円は112円台堅持 このあとのFOMC議事録待ち=NY為替チェック

著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/10/18 01:54
 NY時間の昼に入ってドル円は112.20円付近で推移している。序盤は米株に戻り売りが強まったことでドル円も戻り売りが強まり、一時112円割れを試す展開も見られた。しかし、米株に急速に買戻しが強まり序盤の下げを解消していることからドル円も下げ渋る展開。米株も下値では押し目買い意欲も出て来ているようで、このまま終われれば、反落でもポジティブな動きではある。ただ、まだまだ信頼感はなくドル円も上値が重いといった状況。

 きょうはこのあと日本時間3時にFOMC議事録が発表される。前回のFOMCで参加メンバーは今年あと1回、来年2回の利上げ見通しを示した。慎重ではあるが利上げに向け積極的な姿勢も示している。

 トランプ大統領からのFRBの利上げ姿勢に対するノイズも強まっているが、FRBの利上げ姿勢に変化はないものと思われる。ドル高の反応も期待されるところではあるが、既に市場も十分織り込んでおり激しい動きにはならないものと思われる。

USD/JPY 112.23

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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