【買い】ジーエヌアイグループ （2160）臨床試験の結果を材料視◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

臨床試験の結果を材料視

業種：医薬品業
時価総額：605.11億円　　
PER：0.00倍
PBR：5.45倍

ゲノム解析に強みを持つバイオ創薬ベンチャー。アジアに多い疾患が標的。中国を拠点に新薬探索・臨床開発から製造、販売までを行う。中国で第2相臨床試験を実施中の肝繊維症治療薬は米国で第1相臨床試験を開始している。

同社は25日、中国で実施している「F351」の肝線維症を適応症とする第2相臨床試験の中間解析で良好な結果を報告。中国における当第2相臨床試験は2019年夏頃に終了し、その後、当試験の最終結果は国際学会の場で発表される予定。

同発表を受けて買いが殺到し、26日にはストップ高となった。株価は一気に上放れし、上値抵抗線と見られていた75日移動平均線を超えてきた。日足チャートでは、MACDで陽転シグナルが確認でき、上昇トレンド突入に期待が持てるだろう。