半導体の開発を手がけるトリプルワンは仮想通貨ビットコインのマイニング(仮想通貨の新規発行や取引承認に必要となる計算作業)マシンに使う半導体チップ「KAMIKAZE」を開発した。チップには最先端 7 nmプロセス技術を採用しており、16nmといった従来のマイニング用チップに対して数倍の高密度となる。これにより、計算能力は、マイニング用半導体シェアトップの中国大手ビットメイン社の主力製品「S9」と比較して、約2倍になるという。
同社は、2017年2月よりこの半導体チップの開発を始め、今年2月に設計が完了している。今年9月11日には、「KAMIKAZE」の性能評価テストにおいて、ハッシュレート値は主流マイニングマシンと同数値でありながら、消費電力は約50%近くの大幅な削減に成功したと発表。この実験結果により、今年11月末頃には初期量産型マイニングマシンの出荷を開始できると見込んでいるようだ。
マイニング事業にいたっては、GMOインターネット<9449>が今年5月、自社開発による仮想通貨のマイニングマシン「GMOマイナー B2」を販売開始している。同社もトリプルワンと同様、最先端7nmプロセスを用いた半導体チップを搭載している。マイニングマシンの出荷は10月末をめどに順次行われる予定とみられている。
<HH>
同社は、2017年2月よりこの半導体チップの開発を始め、今年2月に設計が完了している。今年9月11日には、「KAMIKAZE」の性能評価テストにおいて、ハッシュレート値は主流マイニングマシンと同数値でありながら、消費電力は約50%近くの大幅な削減に成功したと発表。この実験結果により、今年11月末頃には初期量産型マイニングマシンの出荷を開始できると見込んでいるようだ。
マイニング事業にいたっては、GMOインターネット<9449>が今年5月、自社開発による仮想通貨のマイニングマシン「GMOマイナー B2」を販売開始している。同社もトリプルワンと同様、最先端7nmプロセスを用いた半導体チップを搭載している。マイニングマシンの出荷は10月末をめどに順次行われる予定とみられている。
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