続落、景気見通しの弱含みや米原油在庫の増加で=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/08/16 05:25
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=65.01(-2.03 -3.03%)

 ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比は、期近2限月が2.03~1.87ドル安。その他の限月は1.76~0.25ドル安。

 トルコ・リラの下げは落ち着いたものの、新興国の不透明感は払拭されていないほか、中国経済に対する不安感が高まっていることで下げが強まった。弱気な雰囲気が広がっているなか、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油在庫が市場予想に反して増加したことが下げを加速させた。

 時間外取引で9月限は軟調に推移。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で、原油在庫が市場予想に反して増加したことが重しとなった。通常取引開始後には64.51ドルまで一段安となり、6月以来の安値を塗り替えた。

(minkabu PRESS編集部)

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