長府製、上期経常を一転18％減益に下方修正、通期も減額

　長府製作所 <5946> が7月30日大引け後(16:35)に業績修正を発表。18年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の15億円→11億円(前年同期は13.4億円)に26.7％下方修正し、一転して18.0％減益見通しとなった。
　上期業績の悪化に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の42億円→37億円(前期は36.1億円)に11.9％下方修正し、増益率が16.3％増→2.5％増に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高はほぼ計画通りに推移しましたが、主力商品であります石油給湯器の減少など商品構成の変化や銅・ステンレスなどの原材料価格の高騰の影響を受け、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益いずれも当初の業績予想を大きく下回る見込みとなりました。　通期の業績につきましても、売上高は当初の予想どおりでありますが、原材料価格の高騰に加え輸送コストの増加も予想されますことから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益について修正を行います。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる場合があります。