【売り】大日本住友製薬 (4506)パーキンソン病 iPSで治療 好決算・好材料ですが・・・  第1157回

著者:藤本誠之
投稿:2018/07/30 08:25

今日の半歩先読み

パーキンソン病 iPSで治療  日本経済新聞 1面

 iPS細胞から神経細胞のもとをつくり、パーキンソン病患者に移植する京都大学の医師主導臨床試験(治験)計画を国が了承したとの記事に注目です。iPS細胞の移植では、目の難病と心臓病に続いて3例目だそうです。パーキンソン病では、世界はじめてです。治験が成功すれば、大日本住友製薬 (4506)が開発を引き継ぎ実用化を目指す計画だそうです。大日本住友製薬は27日に第一四半期の決算発表を行っていますが、アナリストコンセンサスを上回る好決算でした。好決算と好材料が重なったことになります。信用取引では、空売り超なので、損切りの買い戻しも入ってきそうです。しかし、高値圏での好決算・好材料で株価急上昇して、その上昇の動きが止まれば、一旦は利食いの動きが出てきそうです。短期的な投資戦略としては、引き付けての空売りに分がある可能性が高そうです。

大日本住友製薬 (4506)2,524円
今日も皆様に相場の福が授かりますように!!
※本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する会社や会社のアナリストとしての意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

藤本誠之
財産ネット 企業調査部長
配信元: 達人の予想

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