エルドアン大統領の影
まずは昨晩のトルコ政策決定会合から。
まさかの金利据え置きには驚かされました。確かに4月以降5%の利上げを行っており、その効果を見極めたいとの考えは理解できますが、後手に回った時に高いツケを支払わされることを考えると、いかがなものかと。
市場には「中央銀行の独立性」が損なわれたとの見方が広がっています。エルドアン大統領の影がちらついていたのでしょう。
対円・対ドルで最安値更新には至りませんでしたが、トルコリラ円の日足チャートでは売りトレンドが発生しつつあるだけに、今後も下値を試す展開を予想します。
・8月相場のクセ
今回、一足先に8月相場の特徴についてお伝えをします。「8月は豪ドルが売られやすい」というアノマリーが存在します。アノマリーゆえ、その理由ははっきりしません。
日照時間の影響?とも言われておりますが、その証明はなされていません。過去10年の豪ドル円の星取表を確認すると、1勝9敗(勝:陽線 敗:陰線)、直近3年は黒星が続いています。
そして、もう一つの特徴として、年末にかけて上昇しやすいというデータが存在します。こちらは8勝2敗。つまり、8月に豪ドル円を仕込み、年末までに利食うという中期的な戦略がワークするのではないでしょうか。
「相場に絶対はありません」が、「相場は確率に賭けるゲーム」でもあります。因みにこの傾向は他のクロス円にも当てはまり、カナダドル円の8月は3勝7敗、年末までに上昇するケースは7勝3敗となっています。
まさかの金利据え置きには驚かされました。確かに4月以降5%の利上げを行っており、その効果を見極めたいとの考えは理解できますが、後手に回った時に高いツケを支払わされることを考えると、いかがなものかと。
市場には「中央銀行の独立性」が損なわれたとの見方が広がっています。エルドアン大統領の影がちらついていたのでしょう。
対円・対ドルで最安値更新には至りませんでしたが、トルコリラ円の日足チャートでは売りトレンドが発生しつつあるだけに、今後も下値を試す展開を予想します。
・8月相場のクセ
今回、一足先に8月相場の特徴についてお伝えをします。「8月は豪ドルが売られやすい」というアノマリーが存在します。アノマリーゆえ、その理由ははっきりしません。
日照時間の影響?とも言われておりますが、その証明はなされていません。過去10年の豪ドル円の星取表を確認すると、1勝9敗(勝:陽線 敗:陰線)、直近3年は黒星が続いています。
そして、もう一つの特徴として、年末にかけて上昇しやすいというデータが存在します。こちらは8勝2敗。つまり、8月に豪ドル円を仕込み、年末までに利食うという中期的な戦略がワークするのではないでしょうか。
「相場に絶対はありません」が、「相場は確率に賭けるゲーム」でもあります。因みにこの傾向は他のクロス円にも当てはまり、カナダドル円の8月は3勝7敗、年末までに上昇するケースは7勝3敗となっています。